詳細
項 目 | 内 容 |
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分類 | 史料 |
史料名 | 新古今御歌刈田 |
史料名かな | しんこきんおんうたかるた |
史料番号 | 展示番号2 |
時代 | 江戸時代 |
作成者 | 高松中将頼恭侯御筆 |
内容・備考 | 史料番号:古文書-史料142-00664~142-00677 |
解説 | 1と同じく手塚家に伝わるイッピン。上の句、下の句を表裏に記した札300枚、下の句のみ片面に記した札300枚の計600枚からなる。箱には「高松中将頼恭侯御筆」、付属の読み本には「貞心院様御筆」と頼恭の娘で対馬藩の宗義暢(そうよしなが)の正室となった貞心院の名があり、制作には高松藩5代藩主の松平頼恭(まつだいらよりたか)らの関与がうかがえる。「賢正院様御遺物」とある賢正院は高松藩8代藩主頼儀(よりのり)の娘で9代藩主頼恕(よりひろ)の正室となった人物であり、伝来についても松平家との深いつながりが見て取れる。板製で文字のみを記したかるたは珍しいが、下の句かるたとも呼ばれて下の句のみを読み下の句の札を取る遊び方が江戸時代の会津藩などでは見られたという。 (展示キャプションより) |
文書群名 | 企画展示「文書館のイッピン展」 (開催期間:令和3年6月18日~8月22日) |