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項 目 内 容
分類 史料
史料名 [書状](金蔵追々立ち直る、子共成人にて婚姻入用金の手当ては金蔵にて出来るよう斗る、納方心元なき借付は堅く無用)
史料番号 159-00143
時代 未6月日
形態員数 包紙:1
継紙:1
作成者 [松平頼恭]
宛先 西尾縫殿
内容・備考 展示履歴:令和元年度「讃岐を治めたお殿様の手紙」
(包紙)「上 西尾縫殿」
解説 西尾縫殿は頼恭に家老として仕え、さらに宝暦8年(1758)に「御勝手方御用向引受」を命じられて徹底した倹約を行い、藩財政の再建を成し遂げた。資料では「世帯方」について、「追々立直り」「莫大之不足之事故、急ニ緩カセ」にはできないなど再建途上の様子がうかがえる。また、子どもの婚姻入用金は「表方」ではできず、「金蔵」から手当てするよう指示しており、藩主の出金といえども公私の別があったことがうかがえる。頼恭の子の中では、後に6代藩主となる頼真が宝暦13年(未年)12月に結婚しており、これをふまえた発言であろうか。
(「讃岐を治めたお殿様の手紙」キャプションより)
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文書群名 高松藩士 西尾家文書